今回導入インタビューにご協力いただきましたのは
株式会社S-FIT 匠様にご協力いたしました。
【株式会社S-FIT様】
業態:賃貸仲介業・不動産管理業・不動産売買・不動産開発 など
管理戸数:約6,800戸(2019年12月現在)
従業員数:400名
御社のご紹介をお願いいたします。
賃貸仲介の「お部屋探しCAFE ヘヤギメ!」を中心として、
賃貸管理、開発、売買、リノベーション、介護賃貸、マンスリーマンションなど
不動産に関する総合サービスをワンストップで提供しています。
多数のチャネルの中で顧客のニーズに合わせた提案が可能となっています。
匠様の部署について教えてください。
私は新規受託課の責任者をしております。
新規の管理受託を受けることがメインとなります。
新規オーナー、既存オーナー問わず新築や購入予定の物件や所有物件の査定を行っています。
また、仲介店舗、開発、売買の部署から査定依頼やオーナー対応の要請がくることがあります。
査定数が1.3倍になりました。査定の母数が増えたので、受託件数も増加傾向です。
査定のシーンや件数について教えてください。
関東のみの新規の査定で月に50件ほど査定を行っています。
また、既存物件の空室数が常時入れ替わりで200件前後あります。
都度、家賃をもう少し上げることができないか確認をするために査定を行っています。
賃料査定業務の手間のかかっている部分を教えてください。
スマサテを導入する前は、2つの賃料査定のシステムを利用し、
オーナーの属性に合わせて提案書を作成していました。
長期保有を目的する方には、将来の賃料の下落幅のわかる資料を用意したり、
最終的に売却を目的とされる方には最大賃料を取るための資料を添付するなどしておりました。
目的別に資料の作成をしていたのですが、
一つの資料を仕上げるのに平均して1時間半ほどの時間を要していました。
スマサテを導入するに至った経緯、決め手について教えてください。
使いやすさと提案資料作りの時間短縮が決め手になりました。
画面のビジュアルがわかりやすく、業務フローに自然に組み込むことができました。
加えて、スマサテのExcelレポートは情報量が豊富でどのような属性のお客様にも対応可能だったので
結果として自社の提案フォーマットが固まり、業務負荷が削減されました。
1時間半かかっていた業務は案件にもよりますが15分ほどで対応することができるようになりました。
最近では、取引先の担当者様へスマサテで作成した査定資料をお送りしたのですが、
「S-FITさんは資料が早くて、すごく内容も充実していてわかりやすいです。
どうやってこの短時間で作成されたのですか?」といわれるほど、提案のスピード、
質の面でも向上したことを実感してます。
また、当社自体が会社全体として、一人当たりの生産性を高めるために
計算や単純作業などはシステムやロボットなどIT化を進めていくような風土があったこともあり、
スムーズに導入できました。
スマサテの導入効果について教えてください。
今までより多くの査定依頼の案件に対応が可能となりました。
スマサテを導入した事で査定業務の負担が軽減され、
新規受託案件の営業やオーナー様とのコミュニケーションなど、
人にしかできない業務に今までよりも注力できるようになりました。
また、新しいシステムの導入を検討する時間が生まれ、仕事の質が高まってきています。
結果として、取引先から高評価を頂いた事もあり、
会社全体として査定依頼数が1.3倍に増加。当然、査定の母数が増えたので、受託件数も増加傾向です。
個人としてはターミナルとパートナシップを結んで、いろいろなことを一緒に取り組めたらいいなと思っています。
スマサテを利用した今後の展望について教えてください。
今後は新しく査定業務に携わる人が、簡単に査定業務をできるようにしてあげたいと思っています。
賃料査定はある程度の経験が必要な作業だと思っています。
現在の自社の管理物件の状況やこの値段なら仲介で決められる、
決められないというような定性的な部分も含めて判断をしながら値付けをしていかないといけません。
そのような定性的な部分もできる限り定量化し、
仕組化することで誰でも査定業務ができるようにしたいと思っています。
そして、人にしかできないオーナーとのコミュニケーションなどに時間をかけることので
信用・信頼関係を構築できるような体制を作っていきたいと考えています。
スマサテに何か求めることはありますか。
個人としてはターミナルとパートナシップを結んで、
いろいろなことを一緒に取り組めたらいいなと思っています。
他システム、マンスリーマンション事業などの別部署との連携を含め、
多くのシーンで利用できる方法を模索できればと思っています。
是非、ターミナルで査定以外でもご提案がある際には「S-FIT」に最初に声をかけて欲しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
ありがとうございました。
※当コラムは株式会社ターミナル スマサテ研究所様より寄稿いただきました